TVでの非専門家である有名人を起用した予定調和お悩み相談の弊害

表現力豊かで頭が良い方々が
誤解や攻撃の対象となりやすい私達ひきこもりについて
どのような処置方や予防法があるかなどブログで
紹介して下さっている。
しかし親世代(社会で働き盛りの人々)
の方にはひきこもりとはどういうこものなのかを受動的なTVで
しか知ることはできない。
だからかもしれないが、依然誤解はとけぬままである。
最近、世間の主婦が午前の家事に一段落つけ、お菓子をほおばり
TVでもつけてみるかという気分になった時を狙って放送される
ような「お悩み相談コーナー」を視聴した。

女形で有名なおじさんが息子がひきこもりで悩んでいる
40代の主婦に対して「あんたが子供をあまやかしたから」
というお決まりの台詞を壊れた発音機能をもつロボットの
ように何回も言っていた。
40代の主婦は泪をながして意味不明なことを言い
自称有名人の女形のおじさんは偉そうに頷いていた。
それを見ていて疑問を感じた、これは主婦自身を対象とした
鬱憤を晴らすだけのコーナーではないかと。
この40代の主婦はひきこもりの息子をどうにかしたいのではない。
ただたんに自分の日々の思いを吐露しただけだったのだ。
『相談』なので形だけでもアドバイスがあるはずなのに
何の解決策もないままコーナーは終了した。
私達ひきこもりの立場から見ればこのような番組は
世のひきこもりをさらに家に閉じ込めるようなものだ。
ひきこもりには様々な理由があってなるものなのに
ひきこもりはただの甘えとして決めつけてしまっている。
結果ひきこもりはさらに萎縮する。
学級閉鎖やいじめ問題が多発していた時期には
『リストカットは他人に自身をアピールするためするもの』
『リストカットする人はなんだかんだ言って死なない』
『かまってほしくてしてるだけ』
と考える風潮があったがこれも素人考えで
専門家によるとリストカットをする人たちの動機は人それぞれ
で、一概には決め付けれらないらしい。
これはひきこもりについても同じであって、なんでも
甘えだけで片付けられない問題なのだ。
専門家でさえも理解、対処が難しい問題を
ただの芸能人に任せるTVはおかしい。
しかしこの様な方が世間に影響力があるのは確かで
甘え決め付けの風潮は吹き止まない。

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