ひきこもり、無気力にいたる防衛行動

もう7月なのになんら気力が湧きません。
無気力状態ですがなんとかモノを書ける程度には回復してきました。
自分が無気力感に苛まれるようになったのは
昔からしてきた処世術、防衛機制に原因があることは
皮肉にもひきこもってから分かりました。
子供の頃から貧困家庭で育ってきた私は
他の子供がゲームやおもちゃを買い与えてもらえるのを
羨ましそうに眺めているだけでした。
今では私自身信じられませんがはやく成長しアルバイトをして
お金を稼ぎ好きなものを買いたいと願っていましたね。
自由に使えるお金を稼げるようになったのは中学3年生からでした。
それまでのフラストレーション発散方法は貧困家庭の子供ならではの
ものと思います。
それは興味をなくし関心を捨てるということです。
中流家庭の子供なら高価な品物を買えない場合は何か代償となる
もので心の平穏をなんとか保てるでしょう。
ゲームを買えないかわりに攻略本などでフラストレーションを
一時的にせき止めることもできます。
貧困家庭ではこのようなことはできません。
それでも子供がなんとか親におねだりをすると
「我慢しなさい我慢しなさい我慢しなさい」
の一点張りの口撃に晒され
ひどい時には父親の稼ぎが悪い事による憤り、貧困による
様々な抑圧からくるストレスのはけ口にされてしまうこともあります。
ではどうすればよいか?
欲しいものが手に入らないから類似する別のものを買うという
お金のかかる代償行動は貧困家庭の子供はできない。
私の場合ですが冒頭で説明したとおり
欲しいと思っているものに興味をなくすことです。
明らめて一歩さがり現状から今は手に入らないと判断することではない。
本当に諦めるのです。


しようと思ってできたのではありません。
私はそのようなことを自然としていました。
手に入れたいと願っていたものに対し興味をなくし
頭の片隅から消してしまう。
この行為はよく効きました。
貧困家庭の子供、とくに児童は親に対して必要以上のお金を
負担させない事が第一に求められことがあるからです。
・興味をなくすリスク
もちろん良い点もあれば悪い点あります。
それは後々響いてくるやっかいなものです。
この行為は親から「これはやっちゃだめ、それもやっちゃだめ」
と言われるのと似ており、その子の興味の幅を狭めてしまいます。
以下は私がしてきた防衛機制をした子供がいた場合の極端な例です。
絵に興味をもって書いて見たいと思った子がいるとします。
親はそれを感じ取り子供に鉛筆を渡します。
しかし子供はクレヨンや水彩で色をつけたがったり
絵の参考になる絵本を買ってほしいと親におねだりをするようになります。
親は貧乏でお金がないので我慢しなさいと我が子を窘めます。
子供はフラストレーションが溜まり絵に関する興味をなくし
どうにかフラストレーションから逃れます。
子供は絵について興味をなくしたので将来絵描になろうとは思いません。
ここでもうすでに子供の道を狭めてしまっています。
これが富裕層の親を持つ子供ならむしろ絵への興味を
思い切りぶつけることができる環境を与えられる可能性もあります。
「親に言われ障壁を乗り越えられず諦めたのなら絵への興味は
 それまでのものだったということだ」
とお思いになる方もいるでしょうが、親の影響を受けやすく
親の協力がないと何も出来ない年代の子、さらに自由に使える
お金がない家庭の子供にはその考えはあまりにも的外れです。
自ら興味をなくすことでフラストレーションを溜め込まない
ことは結果として自分の可能性を狭めることにもなってしまうのです。
そのようなことを子供にさせている貧困家庭が存在しているとしたら
とても悲しい事です。
貧富の差がますます拡大する今の世の中では
子供の可能性を狭めざるをえない家庭が多く存在することになるでしょう。

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