貧乏人は富裕層をうらみにくい。

貧乏人が集まって雑談をするBBSをたまに訪れる。
ただ貧乏あるあるネタや勝手気ままにレスのしあいを
していれば満足なのに時々BBSに集う者たちを自分より下
――とおもいこんでいる――の者達をけなし社会で傷つけら
れた自尊心を回復させようとする者がいる。
えてしてこういうやからは勘違いをしており、場違いな
発言をしてまう。
■貧困層の障壁となるのはふつうのひと(中流層)
「貧乏人そんなに金持ちをひがむなよ」
貧乏人は富裕層・お金持ちを恨んでいる。 
そうだろうか?一見正解のようでいて違う。
富裕層と呼ばれる者たちが貧乏人が這い上がりにくく、
差別されても仕方がないと大衆に思わせるシステムを
つくりあげている。だが貧乏人は富裕層が見えない。
貧乏人の生活圏にはあまり金持ちはおらず、群れるのは同じ輩の
貧乏人ぐらいだからだ。
「カタチ」がないものには実感がともなわず、怒りの矛先を向けにくい。
貧乏人に辛い世の中をつくりあげている大本は富裕層、だが
障害となるのは中流層、そして自分を貧乏人など思っている中流層だ。
■ではなぜ障害となるのか?
金持ちは金持ちと自然に交流をもつ。よく知られている。
逆に貧乏人には同じような者達があつまる。
だが社会で生活をしていると接点をもてる層がいる、中流層だ。
金があるものには有利にできている世界で価値観や立ち位置の
移動が容易な層が中流層だからである。
富裕層にも共感でき、たまには貧乏人にも共感できる。
だが貧乏人より声がでかく影響力があるのだ。
やっかいなのは富裕層に憧れており、自分が貧乏人だと
勘違いしている中流層である。
自分がすこし貧乏体験をしただけで貧乏人になっていた
つもりになり、貧困を克服したと思い込んでいる。
自己による責任論を押し付けやすく、また価値観の違いを
貧乏となる要素のひとつとして結論づけ中傷する。
そんなんだから貧乏人なんだよ――と。
貧乏人から見える「カタチ」があり、実際に目に見える行為で
貧乏人を攻撃できる機会が多いのは富裕層ではなくこの層だからだ。
勝手に思い違いをして貧困層をおとしめる「ふつうのひと」は
時給0で働いてくれるけなげなピエロなのだろう。
金を持ち、場を支配している者が舞台裏であざ笑っていたと
しても踊ってくれる。
今日もそこかしこで踊ってくれている。
かわいそうなピエロたちが。

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