20110509 | ひきこもり、夜の散歩

貧乏人あるあるネタ系をあつかっているブログを読む。
おもわずうなずいてしまったのが
「自転車がないのでひとりだけ併走→体力がつく」
という貧乏っ子なら経験があるだろう思い出だ。
しかし自分の場合はちょっと違う。
両親ともに体力がないうえ、食うものがない、
いや、どちらかというと親が小食である自分の
感覚で食事をつくるので食べ盛りなのに満足に飯を食えなかった。
なので少し走るだけで息切れをする子供だったのだ。
友人はそれを分かっているから「先に行っているから後でこいよ」
などと言ってくれるときもある。が、大抵自転車に乗せられない
荷物持ち要員として私を扱う。
とある友人宅まで集合してから来訪することになった時のこと。
私は荷物持ち要員としてなぜか「わざビーフ」を持たされ
走っていく展開になった。
友人たちが乗っている自転車はちょっと格好つけたマウンテンバイクであり
カゴ取り付けられていないのでそうなった。
自転車持ちの友人たちは先に自転車を漕ぎ悠々と走り去ったが
私はノロノロと走るだけ。
カゴがないならないで工夫のしようもあるのだがこの頃の年齢(小学生)
というのは頭のなかはゲームゲームゲーム母を殺してもゲーム、ついでに
「この世の中はゲームなんだよ」と壇上にあがりクラスメイトに
言い放つくらいゲームのことにしか頭がないのだ。それとエロ。
こいつらしょうもないな、とは思っていたが無駄にグループで
行動を起こさせようとする「でも、しか、コネ」先生対策に
どうしても友人関係を崩すわけにはいかない私はしぶしぶ
命令とも思える頼みにも応えていた。
親の所得がもろに影響を受けるのは小学生でも同じだ。
わさビーフ片手にノロノロと走っていると地元の中学生に
目をつけられた。自転車に乗って白いヘルメットを被り
青いジャージを着て白い運動靴を履いていた。
服装のセンスがまったくない私でもダサイと感じてしまう中学生ルック。
その中学生がにやにや顔をゆがませて
「お菓子に興奮してスキップしてんじぇねーぞ」
と私に馬鹿にしたように言い放った。
この手の輩はどう対処してもいちゃもんをつけてくるので
無表情のまま走り去った。
小学生にからむ中学生ってどーなのよ、と情けなくなるが
地元の中学は県でもワースト3にはランクインするほどの
低学力+札付きのワルが入学するのでも有名な喧嘩上等学校なのだ
からしかたがない。
バイクで事故を起こした先輩の仇を討つため原因となった
路側帯に設置されているブロックに対し、夜中に獲物をもちより
集団でブロックにガンをとばし、あげくにブロックを少し削ってしまうほど
イかれた奴等がごろごろ居る学校なのだから仕方がない。
原付ひとつと自転車2台で暴走族を自称して得意げになってしまう奴等が
少なからず存在する学校なので仕方がない。
で、このような危ない中学生をうまく避け無事友人宅へ
息を切らしながらたどり着いた私を出迎えたのは
ふてくされた友人たちだった。
「おせぇうぇゃんかよー」と言うと私の手から「わさビーフ」を
とりあげてさっさと他の友人たちと一緒に目的の友人宅へはいっていく。
上記のような出来事は貧乏っ子ならいくらでもあるだろう。
しかし多くは忘れてしまう。私が覚えていたのはその後
遊び終わって家に帰ると父が母と喧嘩しており、喧嘩が終わると
父が私にからんできて不愉快な思いをし、その後に母がまた
泣き出し、その後両親の一連の行いに対しかんしゃくを起こした
姉が私にからんできてまた不愉快な思いをしたからである。
布団のなかにはいって耳をふさいでも声は聞こえてくる。
小学校高学年になって母の監視の目も緩くなり
夜の近所の川に行けるまで母の形式ばった泣き声と
ときどき起こる暴力・姉のかんしゃくから逃れることはできなかった。
親の所得が響く小学生時の出来事。

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