馬鹿親にならないために。

幼いときのこと。
どこへ行くかは思い出せないが
父が車を運転していて母が助手席。
私が後部差席に座っているときの場面。
■肝心なことは教えない親
車の窓から見えるたて看板などの文字を追い
「あの看板に書かれているのはなに?」と
質問すると最初の数回は教えてくれるが
あとは不機嫌になり「うるさい」としか言ってくれなくなる。
数ヵ月後くらいか、また車から見えるたて看板の文字に
ついて質問すると「ま~たいってるよぉ」と農家出の馬鹿面さげた
父が私をいじる。母も「はいはい、帰りでね」
(帰路で教えるといっているが教えてくれない)
車に居るので、見難い看板や確認できない看板はしかたないが
でかく、明らかに分かるであろう看板の文字さえ教えてくれない。
すこし、時間が経ちまた看板を発見し質問すると
父「ま~た、はじまった」母「帰りでね」と言う。
両親のうす笑いが車内に残る。
また看板を発見。質問をする。
父「ま~た、はじまった」母「帰りでね」と言う。
両親のうす笑いが車内に残る。
またまた看板を発見。質問をする。
父「ま~た、はじまった」母「帰りでね」と言う。
両親のうす笑いが車内に残る。
前方に未確認生物を発見!調査を願い出る。
父「ま~たはじまった」母「帰りでね」と言う。
両親のうす笑いが車内に残る。
このように笑い飛ばして全然わたしの知識欲に答えてくれないのだ。
今回は看板にかかれている文字、事柄についてだがそれ以外でも
質問したりすると「いじられ」て笑われる。
質問に答えてくれなくてどうしようもない感情に襲われて
なにか叫びたい、大声をだしたいと当時おもっていのはたしかだ。
しかし、ここでなにかリアクションをするといけない。
父、母は一見幸せにみえる(父は飲んだくれギャンブル依存症、母はヒロイン症候群ダメ男大好き等
いろいろ問題があるが)家庭のひとこまを堪能したいのだ。
だからここで私がしなければならないのは黙っていることだった。
あまりふて腐れると母の機嫌が悪くなるは経験でしっていた。
扱いが面倒な両親なのだ。
■子供の知識欲には応えること
自分と同じように馬鹿にならないようにするには
子供の知識欲に応えること。環境を整えるのも重要だ。
私の家庭は姉が小学校にあがってからようやく「辞書」なる
本を買うまで1冊も本といえるものがなかったである。
親が本を読まない。まったく読まない。勉強(学問)は
金持ちがやること、という昭和期の貧困家庭に伝わっていたであろう
家訓を遵守している家庭だったのである。
文化資本云々なんて努力をしない者のいいわけだと
断言するような家庭。しかし世襲はしかたがないと
お上には弱い田舎農家の血を受け継ぐモノが大黒柱
(ときどきいなくなり家が潰れる頼りない柱だが)。
親が馬鹿だと子も馬鹿になりやすいので注意が必要だ。
まずは自分の教養を高めることが肝心だろう。
今の世は、「貧乏なのは前世で悪い行いをしたからだ」と
信じられていた、お貴族様たちがはびこっておられる
封建社会の中世ヨーロッパではないのだ。

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