昔_夏、新聞配達少年、自転車

夏。それは貧困家庭の中学生が初めてアルバイトを体験するだろう季節である。
中学生わぁバイトぉできにゅいんだうぉ~、と勘違いしておられる方も
いるかもしれませんが中学生でもできるのです。職場の責任者や学校関係者に
面倒くさい手続きをさせるのであまり知られていないだけです。
私も中学生の時分に4時起き(新聞配達専業としてはかなり遅い)で
新聞配達をしました。戦力としてみられておらず、小遣いレベルだったので
辛くはなかった記憶があります。
新聞束を自転車カゴにつっこみ駄犬に吠えられながら早朝の街にこぎだす。
配達していくとたまに他新聞を配っている同じ年頃の少年に会う機会がある。
相手は金ぴかのマウンテンバイクこちらはくたびれたママチャリ、
自転車の調子が悪いときは徒歩で配るときもあるので
勝手に劣等感を抱いてしまっていました。
挨拶なんてものはしなかったけれどその少年にあうたびに
お互い頑張ってるな、と一瞥くれるだけでなぜかやる気がでたものでした。
いまは朝の日を浴びることさえ嫌になっています。

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