公務員叩き・・・大いにけっこう

アルバイトをするために住民票が必要となったので
取得するため市役所に赴く。
相変わらず仕事をしている公僕とそうでない公僕の差が歴然としている。
私より若い男性がなぜかセロハンテープで遊んでいたりして驚いたが
コネ合格者と勝手に認定し、スルーしておいた。
暗部につっこむ勇気はない小市民であるけどなにか?


それ以外はのどかな職場である。
豊島区区民事務所でよくみかけた窓口職員にどなっている親父をみかけたことはない。
なにせ田舎の市役所。むかしからお役人様には頭があがらない。
書類発行のお役人さまでもここでは「お貴族さま」なのだ。
■去年の今頃 市役所職員に鼻で笑われる
以前、離婚した父が暴力団が運営母体のドカチン会社に就職し
給料をもらうどころか60万近く支払うはめになった。
意味がわからないが暴力団には法律も人道も義理も情けもつうじない。
そのとき我が家の状況は母はうつがひどい状態。
姉は都会で男遊び。
私は外にでたら光にとけて消えてしまうのではないかと思うくらい
精神が弱っていた。
精神が弱っているだけならまだしも歯も痛くなってしまったのだ。
切り傷なら放置しておいても自己治癒してくれるが神経はどうにもならない。
保険証もなかったので虎の子のお金を引き出し市役所にもらいに行くことになった。
市役所で収税窓口で滞納している分を払えば短期間有効な保険証がもらえると
無駄に体格の良い男性職員が説明してくださった。
また、いくらはらえるのか?と聞いてきたので
「2000円しか払えませぬこれでお許しくだされ」と平身低頭させてもらった。
しかし、やはりお役人様は手厳しい「フンッ」と鼻で笑われてしまった。
うしろでキーパンチしているふりをしていた職員たちもこちらをみて
クスクス笑っていた。はずかしくなった私はそれでも収税課へ向かう。
収税課につくと「いくら払える?」と聞かれたのでまた2000円と言い放つ。
すると職員は「もっとだせぬのぁあ!?」とすごみを効かせて来る。
またもや平身低頭。床で額を割り紅く染め、誠意をあらわにすると
「ならばしかたがない」とお許しをいただいた。
領収証と紙切れをもらうとまた、無駄に体格の良い職員が
待つ国保年金課窓口へ赴く。
私の顔をみると談笑していたのを切り上げ来てくださった。
紙切れを両手でしっかりとにぎり頭をさげ「お願いいたしまする」と
受け渡す。帰ってきたのはなぜか嘲笑であった。
ソファーにつき待っている時間にお役人さまの仕事振りを拝見する。
すると低級市民である民間会社に勤める人間とのはっきりとした差に
きづいてしまつた。ハッ・・・なるほどそのようであるか。
私は気付く。
――そこは世俗とは切り離された楽園であった――
まず、歩き方がちがうのである。お役人さまたちは民間に勤める低級市民のように
せかせかとは歩かぬのだ。
小便を我慢した洟垂れ小僧のように見苦しいまねはせぬ。
それはまるで宮殿内をゆつたりと闊歩するがごとき殿上人。
選ばれたものの歩調。
日本を背負う人間たる威厳を後光におみ足を交互に前にだし、しつかりと
あるかれておらえる。ああ、なんという光景であろうか。
時間に追われ、日々の生活に追われる低級市民との格のちがいをみたれり。
戦場に居るとしたら弾丸をものともせずビシッと背筋をのばし
兵士を鼓舞する青年将校のごとし。
また、その男性職員・・・いや殿上人さまをみやるに、なっんと、優雅に歓談を
されておられるのだ。仕事をもらうと他の瑣末なことには見向きもせず
とりかかる忙しない低級市民との教養の違いをみせつけられる。
ここは日本であるのに私にはなぜか、西洋の貴族たちがつどい戯れる
サロンを想像してしまつた。上品な時間がゆったりと流れ紅茶の
香りが低俗な人間である私の鼻をくすぐる。
耳には・・・これは宮廷音楽であろか時間を浪費するのを極上の美とする
かのような調べが軽やかにながれる。
パソコンに向かっているのに優雅に歓談をしてる様をみていると
まるでピアノを弾いている音楽家のやうだ。
ダメだ。
ここは時間給でしか働けないドブねずみ以下の私が居てはならない世界だ。
治験でしようされる実験体以下。わが身を恥じる。
自分の才覚でお金を稼ぐ商人(自営業主)でさえここでは殿上にはあがれない。
這いつくばって頭をさげてようやく生くることを許される世界なのだ。
ああ、・・・こわい。
私の体は畏怖し動けなくなってしまった。あまりの人間としての格の
ちがいに尿意さえおぼえる。
突然。
「○○さん」わたしの名が呼ばれた。
先ほど居た、ただの公僕である男性職員がいない。
いや、輪郭は見えていたのだがぼやけている。
ふしあなの目しか持たない私は今度こそは本質を捉えようと
眼に力をいれる。するとどうだ。目の前に立派な龍の紋章が
描かれた礼服を着やる天子さまがあらわれる。
なにも言えず絶句した。
震える手で短期保険証を両手で受け取り、一歩さがる。
そしてゆっくりと頭を垂れる。
笑わないでほしい。
貧困母子家庭で育った犬畜生に劣る私には
これぐらいの礼儀作法しか知らないのだ。
教養のなさに悔し涙がながれる。
視界もぼやける。
ぼやけていても殿上人さまたちの後光はさえぎれなかった。
これが権威であるか。
はやく世俗にゆかねばこの身が崩れてしまう。
宮殿から退去しようとしても緊張が身をつつみ、
ぎくしゃくとした歩きかたになってしまう。
時間がかかったがなんとか朱門(出口)へ足を進める。
門につくと警護の番についていた兵が私を一瞥。
鼻で笑われる。
あまりに似つかわしくない格好をしていた
からであろうか。
ふふっ。でも、それくらいで腹は立てぬわ。
こちとら天子さまに短期保険証を御自ら下賜されたのであるぞ、ひかえろっ番兵め!
と腹のうちで文句を言い放つ。
しかし、殿上人にもお心をいためる心配事はある様子。
門をくぐるときに後方からこう聞こえたのだ。
「冬のボーナスクッソやすいなぁ」
ファ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ぬ・・・・・・ぁ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ。。。。

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