1220_アルバイトゴミ箱

夕方以降から開始のアルバイトだからかご高齢・中年の方が多い。
そのなかに少し若い奴がはいったら雑用―もとい自分たちがするはずの仕事―を
やらされるのは道理だ。断ろうとしてできない。いや、そもそもそのような
雰囲気を決して与えてくれない。混沌とした時代を、おそらく底辺近くを
生き抜いてきた方達と渡り合えるはずがないのだ。
今回はゴミの選別であった。
スチール缶・アルミ缶・燃えるゴミ・燃えないゴミが同一のごみ箱に
捨てられておりそれを私が選別することになってしまった。
混同してしまった原因は「慣れ」だろう。
ある程度これくらい手抜きしても大丈夫だと経験上知っている年配の
方々が分別もせずにゴミを捨てていたからだ。
しかし、その日は運悪く別のエリアからやってきた監督者に
見つかってしまった。もちろん新人である私がやったものだと思われ、
私が始末することになったわけだ。
ゴミ箱前にしゃがみ、手袋もなく選り分ける私の近くで
原因をつくった張本人たちはシレっとした態度で私を見下ろしていた。
今は仕事を教えてもらっているという授業料がわりとして我慢は
できるがいつ噴出するかわからない。
仕事上の流れ(ルーチンワーク)を覚えたなら無駄な部分を排除し
非効率的な仕方はせず、新しく工程を組み替え、はやく仕事を終わらせられる
自信がある。こいつらよりは。それまで我慢だ。