エセひきこもりの超チートverが昔の隠者

古代中国で隠者は尊敬される身分であったらしい。
という私も小説での知識しか持たない。
気になったのは収入についてだ。
隠者は宮仕えできるような知識人である。
だが、わざと質素な生活をし、たまに地方名士の飲み会に出向いたりする。
何やってんだと思う。その気になれば地位も金も手に入るのに。
そう、単に「できる」のに「しない」人間たちであると私は決め付けた。
けれど、思いのほか本質からはそう外れてはいないようだ。

隠者はどうやって暮らしを立てていたか @ 中国
石川先生によれば、隠者はけっして山中に隠れているひとではなくて、
社会のなかに固定されたひとつの地位だったという。
いわば、宮仕えせず尊敬を集めるフリーランスの学識者。
石川先生はまたいわく
≪人間というものは、何もかも捨てているような人間にあこ
がれるところがあるんですね。隠者のほうは、それに乗っているんです。≫

「できる」のに「あえて」せずに高地位の人間が
憧れるような生活をして――あるいは演出――場を引き立たせる
機能を持つ人間。
どうやら一種の隠れ芸能人みたいな扱いであったらしい。
お金を得ようと思えばできたのである。
しかし、極端に金・富貴を寄せ付けない隠者もいる。
以下WIKI知識。

原 憲(げん けん、生没年未詳)
原憲は上からは雨漏り、地面からは湿気が立ち上るような
粗末なあばら家に住み、座して琴を弾き、歌う生活をしていた。

ちなみに原憲は『史記』貨殖列伝にも登場する。
上記リンク先でも読める、原憲と子貢との問答は、
現代ではなかなか受け入れられないだろう。
現代の風潮にそれとなくつかっている貧乏である
私は「儲かりゃそれでEじゃんYO」なんて考える。
考える。
金ほしぃ。