【裏技】だめ親父でも大丈夫。請求書 1枚でできる! 家族にそれとなく金銭を負担させる方法

金があるときは表面上は優しく接するが、
ないときはあるときの180度違う接し方をするのが
父である。その父が金欠状態のときに必ずとる行為が
「請求書を居間の観ざるを得ない場所にそっと置いておく」ことだ。
三つ折封入の額面が記載されてある面をうえにして、さも見て下さい
とばかりに居間の食卓に放置する。暗に金銭的な援助を要求するためだ。
要は博打でつかいこんだ借金を家族にも負担させようという魂胆である。
私がフルに働いていた中学3~高校生時代にはなかなかの勝率を誇っただろうが
いまでは効力が衰えている。あたりまえだ。金がなく、頼りにすべき母・私ともに
健康度が著しく落ちているからだ。なのに元父はこの卑劣な手をつかい続ける。
精神科を否定するほどにまいっている母が請求書を見る度にため息をつき
落胆し、ぐったりして起き上がれない状態になるのは予想できるわずなのに。
しかし、家族・家の雰囲気を不愉快なものにさせるデメリットをとっても
元父にはささいなものであろう。
後日。
効果を発揮したのか母が派遣をしだした。案の定、いや確信したとおり
虚弱体質な母は1 日働くと 3日は家事の一つもできないほどに体力精神力を
使い果たす。離婚まえはまだ持ちこたえられていたのだけれど。
母が疲労で動けず、食材も購入できないので、晩飯は各自つくることになる。
つくるといっても食材はキャベツ・人参があれば良い程度だ。
もちろん美食家な姉は怒り心頭。元父を足がわりに使いコンビニで
498円もする弁当を購入し食べるのが通例だ。
コンソメも味噌もないので私・母・なぜか元父も、
キャベツを塩もみした浅漬けを食べる。
私のかたわらで胃袋を直撃するいいバジル・チーズの香りを
まきちらして姉が洋食弁当を食べるが、横目に食べるしかない。
「食欲を刺激する香りは唾液の分泌を促すからすこしは役に立つ」
と思い込み我慢して食す。
貧困家庭の日常は置いておき、元父の話にもどる。
私は日常生活をサポートしてくれる相方がいれば
一人前の詐欺師になれるであろうと心の底から元父を評価している。
人の情にうまく突く天才だからだ。
外面を守ることにかけては天下をとった秀吉なみで
あろうと思うからだ。数十年に渡り「良い父親」
「妻に尻をしかれているが決して反抗しない可哀相な夫」という虚像を
子供・大人・新興宗教信者・在日ヤクザあますところなく
抱かせ続けてきた実績もある。
その天才が追い込まれ窮地を脱してきた技が冒頭に記した
家族に恐怖のどん底に追い込むイメージを抱かせ煽りお金を捻出させる行為。
つまりは家族の目につくところに請求書を意図的におくことだ。
なんのことはないが非常に有効な手である。
そうそう、額面が記されている面をうえにしてなっ。ここ注意だぞ~。
末尾に円のついた数字の威力は抜群だから。
私も万が一にもこの不景気な世の中を生き残り結婚し、だめ親父として
一家に君臨しときはこの手をつかうことを決めている。
すぐにお金を巻き上げることができなくても家族に「どうしよう」と
問題をみせつけることができるからである。結果的に家族に
お金を獲得させる行動をとらすことができる。暗に誘導できるのだ。
学も教養も人並みの稼ぎもできない貧乏農家の末っ子が
ボーナスステージ(バブル時代)を挟んだとはいえ
実践し、生き残ってこられた技だ。
威力は折り紙つきである。