えっ! ご存知、ないのですか!? ありがた迷惑の押し付けで 人を不快にさせることにかけては銀河一の、あ…あのババァさまですよ。

アルバイトの男というのはなにかとこきつかわれるもの。
虚弱ヒキの私もそうです。
清掃のバイトなのに社員とともに重い物を倉庫に運び
なぜか機械の部品交換もさせられています。
そして他のパートさんたちよりの無言の圧力。
自分の持ち場が終了したらサポートにまわる。
これぐらいならもう諦観していますが、内向的な
性格なので作業のペースを崩されると非常に頭にきます。
そしてそれが予想できるものなのに回避するとことさらに
問題を大きくしてしまうことだと。
先日、新人の男性と部品交換作業にまわされる。
新人なのでひとつひとつの工程消化が遅い。
元々、慣れた人でもぎりぎり間に合うかどうかという作業。
私は社員に教えてもらった方法をすこし変え、時間短縮に
成功したがそれでも不安であった。
終了時間まで残り 30 分。
つまってしまった。
交換作業には相手方の担当箇所が終了しないと
取り掛かれない工程もある。なので息の合った仕事を
しないと片方が手持ち無沙汰になる。
新人の男性は遅滞し、私はいらない自由時間を得てしまう。
他のパートさんの手伝いにむかうにしても中途半端に
なるだろうと思われるわずかな時間。
新人の男性に代わって私がすれば良いのだが、それでは
慣れることはない。
ここである程度慣れさせないと後々になって負担が増す
ばかりなので仕事を奪って勝手に進むことはできない。
終了時間まで残り 10 分。
交換作業の大部分をすましたが、それでも
終了時間までにはぎりぎり間に合わないだろう
という残り時間。作業を完全に終了させないと
社員が残り部分をするはめになる。残業だ。
すると清掃バイト・パートさんに迷惑がかかる。
ならばノルマなんて課すなってところだが仕方がない。
私は新人男性と代わり、簡単な箇所を任すことにした。
お手本どおりなら新人男性の箇所を片付けてから
簡単な箇所をするが、無理やり同時進行させる。
一番作業がはやい私だからできたってことでもないが
他の人だと混乱しただろう。
しかし、問題が発生。
無事、作業終了の目処が立ちあと一息だと言うときに
団塊の世代であらせられるおせっかい婆さんが
援軍をひきつれてやってきました。
「男手はひつようかい?」
その婆さまの後ろには別の新人男性がひとり―以下、新人男性Bと呼称―。
この男性Bは数日前に入ったばかりなので何も分からない状態。
私は予想できる結果に辟易としながら
仕方なく頷いた。
頷かなければあとあと問題が発生するからだ。
実際、でっかいありがた迷惑であった。
切羽つまっているときに、何も分からない新人男性Bを
つれてくる。つまり作業をさせるには私が内容手順を
教えなければならず、作業が遅滞してしまう。
それに伴い新人男性Bに作業を教えたとしても
うまくいかずに遅滞するのは必然。
なぜなら、二人で行ったほうが
短時間ですむ作業に移っていたからだ。
狭い範囲に大の男が3 人もつめよればろくに身動きができなくなるのは明白。
援軍に来るのも遅いし人選ミスでもある。
それに輪をかけ私とともに作業をしていた新人男性も
混乱してしまう。作業指示を出す当の私が手順を
教えるのに時間をとられてたからだ。
さらにありがたことに社員さまが交換作業が
うまくいっているかの確認に来てしまった。
通常ならバイト・パートの作業が完了してから
のはずである。当たり前だ、作業の邪魔になるからだ。
不幸なことに、社員が確認しているのは新人男性に任せた箇所。
私はまだ確認していなのにされてしまった。
けれど、うまくできていたらしく指摘はされず。
終了時間まで残り 3 分近くになりやっと交換作業を完了させた。
しかし、この日、最後の最後まで私をいらつかせたのは
他ならぬあの婆さまである。
「回避できるが回避してしまうと余計にやっかいな事態になる」
選択を私にさせ、「子供染みた真似をする大人を嗜める老人」の図を
展開し私を悪者扱いにしたのは許すまじ。
次回につづく。