千円札 大好きなのに嫌いだ。

貧乏家庭あるあるのひとつ。
正確な時計が居間にない。
これは結構あてはまるひとがいると思う。
それとともに個人の腕時計がないことも。
これも段々と理解してきたことだが、
何か祝い事―受験合格・成人式―に
時計をもらったりすることは中流層でも珍しくないとか。
私ももっていなかった。バイトをしはじめてから
携帯にかわる時計が必要となり百均で購入した。
しかし壊れた。目覚まし時計も壊れた。
大打撃。しかたがないので買い換える。
出費 210円。
しかし、一応目標としていた1万円越えができた。
生活をしていくにあたり細かい出費が痛いのも
大人になってもういちど身に染みた。
マウス・軍手・イヤホンなどが小額の出費は
どうしてもでる。
けれども、どう出費を抑えても月にもらえるのは数千円。
ここまで約1年かかったわけだ。
サーバー代もドメインも取得でき本格的にアフィリエイトも
できるが、それではなんの変哲もない。何かあるはずだと
毎日、パチ物の長財布からお札をとりだし指ではじき、
匂いを確かめながら考える。アフィリエイトを再開するとし
ても昔のように日中使えない環境だった。無線LANを
使えないので姉の休日には1日中ネットができない。
今更ながら姉はSNSにはまっているからだ。
なにかしようとすると必ず出鼻をくじかれる体質はなんなんだ。
中古PCもガタがきているし無駄にお金をつかいたくない。
されど1万ではできることも知れている。
1年かけて欠けた前歯を治してもまだ奥歯の穴ぼこは残っている。
爪白癬もおちついているが完治したわけでもない。
さらには若ハゲなのか一部分の髪が薄くなってきている。
心配ごとはつきず、IBS(過敏性腸症候群)はさらにひどくなる一方だ。
貧乏人に与えられる土台はもろい。だからこそ
「貧乏人は努力するために努力しなければならない」
わかっていても具体的な行動がとれないしわからない。
周囲にいるロールモデルは典型的な酒乱親父と宗教狂いの貧乏。
自分は貧乏と貧乏を掛け合わせた貧乏エリート、貧乏のサラブレッドだったのだ。
一方は貧乏農家生まれの中卒。もう片方は貧乏大家族出身であり夜間高校卒。
典型的で古典的ともいわれる貧乏モデル。
同じ貧乏家庭に生まれ育っても腐らずに生きていける人も
居る一方。どれだけ働いても報われない方達もいるのでまだいいほうかもしれぬ。
ボーダー問題。あと一歩で公的に弱者と認定される居る者こそ
生き地獄をみるのはいつの時代も変わらないようだ。