2013321

奨学金の重要書類を元父がどうやら捨ててしまったらしい。
私が元父の手にとどく範囲においていたから私の落ち度だろう。
子供はなんでも手にとって遊ぶというから。
いつものことだ。ほんとうにいつものこと。気をまぎらわそう
とするが今までの元父が起こした愚行が頭を駆け巡り
どこまでも苦しめる存在でしかないことを認識してしまうと
息ができなくなる。はー・・・はー・・・ゆっくり息を吐くと落ち着いたが
胸がくるしい。死ぬ度胸がないのに体は息をとめたいようだ。
バブル期に遊んだ元父の借金・母の借金・私の借金(学生ローン)で
首がまわらない状態。健康な体を受け継いだのが姉なのだが、
期待は男の私に向く。母ゆずりの華奢で腸が弱いうえに万年節食生活で
体も年齢のわりにできていないのにどうしろと。
頭もわるい、コネもない、譲り受けたものがなにもない人間がたどり着くという
悪い評判しかないバイト先でも「あ~三日もたないね」と看破された人間だぞ。
生活保護を受けてもなんら疑いのない水準なのだが同居人として元父や姉、
社会的には働ける健康体男の認定をされている私がいるので申請しても無駄だろう。
母も世間体をきにして申請する気はなさそうだ。一目見て母も私も頬がこけて
げっそりと顔に影がでてきいる。姉は食べ物には困らないし、元父はたまに
知り合いから食べ物を得ているらしい。なのに姉や元父は家の食料も食べる。
力がでない。