これが父が稼ぎ妻が財布を預かる仕組みか

私が物心ついて最大の出来事がつい先日発生した。
元父が派遣で1週間も働き続けて4万円を稼ぎ、大半を母のもとに
持って帰ってきたことだ。正直イミガわからなかった。
母が言うには十数年ぶりとのこと。少なくとも私が幼稚園に入園する
前から元父の放蕩は始まっていたので25年以来のことである。
母子家庭といっても世帯年収には幅がある。
母が家長でありキャリアウーマンかつ元旦那から慰謝料・養育費を
勝ち取った家庭もあれば、その正反対な家庭もある。
私の家庭は母が病弱であり別れた旦那がただ飯食って金をせびり、
子供からもバイト代をさらっていき、あげくのはてにヤクザ絡みの
問題や詐欺事件をもってくるありさま。
確実に言えるのはほとんど4人世帯であるにもかかわらず世帯年収が
150万円以下だったことだ。もっと下だったとしてもおかしくない。
200万円もあれば裕福に暮らせただろう。
世帯年収300万円はありえないとされていた時代にさえそう思えたのだ。
世の中流家庭は私にとっては上流家庭そのものだった。
貧困せしめた主要因のひとつであった父、元父がまともに稼いで来たのだ。
心臓が止まるかと。なんといえばよいのかわからないが、元とはいえ父が
金をせしめていくのではなく我が家にもたらしめたのは奇跡だ。
正常な家庭では毎月ちゃんと家長である父が給与を家に納め、さらに
賞与などもあるという。理解はしている。知識もある。ニュース・家族特集番組
を視聴し中流家庭の実情を把握したつもりだ。けれどこれはなかなか驚嘆だ。
中流層の家族社会の仕組みをようやく垣間見たようだ。